トヨタ純利益2.4兆円 18年3月期予想 米減税で過去最高

2018年 2月 7日(水)朝刊

 トヨタ自動車は6日、2018年3月期連結業績予想を上方修正し、純利益が前期比31・1%増の2兆4千億円と2年ぶりに過去最高を更新すると発表した。昨年11月の見通しから4500億円上積みした。トランプ米政権の税制改革に伴う法人税減税で利益が押し上げられる。円安も寄与する。(関連記事10面)
 売上高も5・1%増の29兆円に上方修正し、過去最高となる。従来見通しに比べ5千億円増やした。本業のもうけを示す営業利益は10・3%増の2兆2千億円に引き上げた。
 小林耕士副社長は東京都内で開いた決算会見で、営業利益予想について「円安の影響を除けば減益だ」と強調し、収益改善に取り組む考えを示した。円安が前年実績から2400億円の増益要因となる見通し。米法人税減税も一時的な増益要因のため、好業績が続くかは見通せない。
 18年3月期のグループ世界販売は従来計画より5万台多い1030万台とし過去最高となる。北米やアジアを中心に増える。外国為替市場の円相場は6日、一時1ドル=108円台の円高水準に達したが、通期の想定レートは従来の1ドル=111円を維持した。今後の減益要因になる可能性がある。
 同時に発表した17年4〜12月期決算は純利益が前年同期比40・5%増の2兆131億円、売上高は8・1%増の21兆7969億円で、いずれも4〜12月期として過去最高だった。米法人税減税で2919億円の増益効果があった。

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