presented by6+7新緑号New Car Impression

キュートな低燃費クイーン

TOYOTA Passo+Hana

プロフィール

思わずほほ笑んでしまう愛らしさ

 パッソって、本当に可愛いね。丸いライトがぱっちりしていて、なんだか愛きょうのある顔立ちで。2004年に初代が登場後、女性に絶大な支持を受けて、もう10年もたっている。やっぱり、良いクルマなのね。トレンドに敏感な女性たちのハートをぐいっとつかんで離さない。このクルマの細部にわたる芸の細かさは、本当に敬服してしまうほどだ。 それでいて、低燃費のクイーンに君臨するのだから恐れ入る。なんと、JC08モード燃費で27・6km/L(1・0L、FF車)というガソリン登録車ナンバーワンの低燃費を誇る。従来型より30%も燃費が向上し、免税対象車となっている。4WD車でも同21・0km/Lなのだから、しっかり者の女性にとって、目が離せなくなるのもよく分かる。4月のマイナーチェンジ発表会では、そんな女性たちを完全にロックオンしてしまった。

花が織りなす華やかさを随所に演出

 ラインナップはパッソ+Hanaシリーズの2トーンカラーの3パターンのボディーカラーが目を引く。今回の試乗車であるサクラミックスは、ボディー全体が淡いピンクでルーフ部分がホワイト。各オプションがつけられ、ホワイトコーディネートが、おしゃれなアクセントにもなっている。バックドアのグレードエンブレムはジュエリーのよう。ホワイトに彩られたカラードリアワイパーがキュートさを演出する。花の模様をあしらった陶磁器のようなドアハンドルガーニッシュは、上品な個性を主張している。まるでネイルアートのような感じ。 そのほかのエクステリアデザインは、リヤのコンビネーションランプがピンク色で、キレイでまばゆい輝きを見せてくれる。女の子はいつだってお気に入りのものに囲まれていたい。そんな願いを詰め込んだクルマが、パッソ+Hanaシリーズだ。洋服のようにボディーカラーは12パターンもある。お気に入りがきっと見つかるはず。

ハイブリッドの技術で低燃費を実現

 エステでピカピカになったボディーにも負けず、ハートも洗練された。低燃費クイーンの称号を誇るエンジンは、1・0Lの1KRーFE型を改良して仕上げた。@圧縮比をアップして少ない燃料で大きなエネルギーを生み出すAクールドEGRシステムで燃焼の改善や吸気損失を低減させたBエキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドで触媒の暖気性を向上C吸気ポート・燃焼室形状最適化で燃焼効率を高めて燃費を良くしたDバルブタイミング最適化でエンジンからより多くのエネルギーを取り出すEフリクション低減をしてエンジン部品間で生じる摩擦を抑えるーこれらハイブリッド車に使われている技術を採用して、ガソリン登録車トップの低燃費を可能にしたのだ。 これらの低燃費をアシストするアイドリングストップ機能も全車に標準装備した。減速に入ると、時速約9kmから自動的にエンジンがストップする。FF車でリッター27・6kmも走ってくれるのだから、価格も跳ね上がるハイブリッドよりもリッターカーを購入するという選択肢もありだ。

女性にうれしい装備が満載の室内

 インテリアはシンプルでいて、センスの良さを感じるつくりだ。シートはチョコレート色で上部がホワイトチョコレートのようなこれも2トーン色。前席はベンチシートとあって、彼氏との距離感もぐっと縮まる。大きめのバッグもポンと置ける。韓国の女性アイドルユニット、KARAのヒット曲「ミスター」で思わず口ずさむ〈友達以上、恋人未満〉の男性の場合、収納できるアームレストを倒せばしっかりセパレートされる。円形の左右のエアコンの吹き出し口は、ピンクゴールドで彩られ、イイ感じ。 前席には7カ所もの収納スペースがあり、重宝する。女性は男性と違って、小物類はバッグに入れることが多い。小物類を収納できるスペースがあると、本当に便利なのだ。買い物フックは3kgの重量に耐えられるので、スーパーでの買い物にも使えて非常に便利。後席はフルフラットになり、大きな荷物も収納できる。注目は後席座面をスライドさせて前席とのスペースをなくしたロングクッションモード。後席をスライドして前席にくっつけるので、ブレーキ時にも荷物が足元スペースに落ちる心配がない。停車時には小さな子どもを遊ばせるスペースにもなる。 魅力的なのは、販売店装着オプションとして、「ナノイー*ドライブシャワー」もある。肌と髪に潤いを与える美容効果があるとされ、クルマに乗っているだけでエステ気分に浸れる優れもの。運転席と助手席の間の天井に取り付けるタイプで、クルマに乗るだけでキレイになれるかもしれない。ちょっと胸がトキめいてしまう。

トヨタ Passo+Hana詳細写真

インプレッション

小さくて小回りも利いて運転しやすい

 パッソの良いところは、扱いやすいボディーサイズにある。小型車の5ナンバーサイズでは、ほとんどの車種で全幅の最大1695mと1700m未満の限度枠いっぱいを使っている。パッソはさらに余裕を残して1665mmにとどめている。あと30mmは拡幅してもよさそうだが、室内の若干のワイド感よりも、運転のしやすさにボディーづくりの比重を置いている。ちなみに1665mmの全幅は2004年に初代がリリースされてから、今回のマイナーチェンジのモデルまで全て同じという徹底ぶりだ。最小回転半径が4・7mなので、このクラスとしては取り回しの良さは十分といえる。 運転のしやすさは小さいボディーサイズに加え、視認性の良さも挙げられる。運転席のアイポイントが高めに設定され、フロントガラスのエリアも広め。ダッシュボードが運転席から助手席にかけて直線でつくられている。このため、短いボンネットもあり、死角が少なく、車両感覚もつかみやすい。さらに、標準装備されたVSCとTRCによって、滑りやすい路面などで横滑りが発生したときに、ブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールし、車両の安定性を確保する。雨の日や雪道には、知らず知らずに、この恩恵に預かっているのだ。

気軽に乗れて、走りも不満のないレベル

 キラキラとしたパッソ+Hanaのサクラミックスと初対面した。桜色に染まるカラーに、白いエンブレムの見栄えがいい。思わず口元が緩んでしまうほど、可愛らしさが際立つ。女性の歓声が聞こえてきそうな錯覚にも陥った。ハンドルを握ると、確かにフロントガラスが広くて明るい。開放感があるので、運転が楽しくなってくる。リッターカーなので、上り坂ではエンジンノイズが高鳴るが、4WDでも970kgの軽さがあってか、思った以上に加速感もある。もちろん、ノンターボの軽自動車よりも、確実に速さを感じる。足回りは想像以上に、フワフワ感がなく、適度に締まっている。フロントのベンチシートは、ロングドライブなどで休憩するときに、体を横向きにすれば足を伸ばせる。これはかなりイイ。 このクラスは軽自動車がすぐ下にあるだけに、クルマづくりが難しい。明確なストロングポイントを打ち出さないと、軽自動車にユーザーが流れてしまう。扱いやすいクルマで、個性を持つクルマ、軽自動車にはないスペース。それがパッソを含めたリッターカークラスの開発コンセプトにもつながってくる。女性を満足させるクルマとは、いつの時代も輝いて見えるものだ。

ディーラーメッセージ

トヨタカローラ札幌本店
スタッフリーダー
橋本 洋平さん

 今回のマイナーチェンジでは、デザインが刷新されました。以前から女性に好評を頂いておりましたが、より可愛らしく、よりキュートなエクステリアデザインになっています。エンジン性能もアップし、特に燃費ではガソリン登録車ではトップになるリッター27・6Km(1・0L、FF車)を実現しました。ハイブリッドに匹敵する低燃費で、経済的にもおススメの車です。細部にわたって女性の視点を意識してつくられ、コンパクトなボディーと扱いやすさが特徴です。

主要諸元(1.0L + Hana G パッケージ 4WD)

●全長×全幅×全高:3650×1665×1535mm
●ホイールベース:2440mm
●トレッド:前/1455mm 後/1465mm
●車両重量:970kg
●最小回転半径:4.7m
●エンジン:996cc 直3 DOHC
●最高出力:69ps/6000rpm
●最大トルク:9.4kgm/4000rpm
●JC08モード燃費:21.0km/L
●ミッション: CVT
●ブレーキ:前/Vディスク 後/リーディングトレーリング
●タイヤサイズ:165/70R14
●駆動方式:4WD
●乗車定員:5名
●車両本体価格(札幌地区)/1,665,360円

テキスト:有岡 志信(SAフォトワークス)、Photo:川村 勲(川村写真事務所)、取材協力:トヨタカローラ札幌本店(011-820-1212)

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